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あじゅらーの成長日記

にわかITインフラエンジニアがMicrosoft AzureなどIT関係全般を綴ります。

【Azure】VNETピアリングとVNET-to-VNETの比較

VNETピアリングが2016年9月28日にGAされました。

元々AzureではVNET-to-VNETで仮想ネットワーク同士の接続をすることが出来ましたが、VNETピアリングの登場により 仮想ネットワーク同士の接続の選択肢が増えました。
今回はVNET-to-VNETの振り返りと、VNETピアリングによって何が出来るの?どっち使うが良いの?というところをまとめたいと思います。


VNET-to-VNET

概要

サブスクリプションでも異なるサブスクリプションでも同じリージョン内なら仮想ネットワークを接続することができます。
異なるリージョン同士でも仮想ネットワークを接続することができます。
AWSVPCピアリングは異なるリージョンでは接続できないので、これはAzureが有利ですね。)

通信はAzureのバックボーンを使用するのでインターネットには出ません。 インターネットに通信が出るというと、よく分からないけど怖いという人がいますが、その点VNET-to-VNETは大丈夫です。

公式のドキュメントはこちら。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/documentation/articles/virtual-networks-configure-vnet-to-vnet-connection/

料金

VPN Gateway自体に料金かかるのとVNET間同士のトラフィックに対して料金が発生します。 VPN GatewayをStandard Gateway、リージョンを東日本リージョンと仮定した場合以下の料金になります。

料金
VPN Gateway(Standard Gateway) ¥19.38/時間
VNET 間送信データ転送 ¥9.18/GB



VNETピアリング

概要

VNETピアリングは異なるサブスクリプション同士の接続はできますが、異なるリージョン同士の接続は許されておりません。
VNET-to-VNETに比べて遅延が少なく、価格が安いのがメリットです。

公式ドキュメントはこちら。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/documentation/articles/virtual-network-peering-overview/ https://azure.microsoft.com/ja-jp/documentation/articles/virtual-networks-create-vnetpeering-arm-portal/

料金

VNETピアリング自体に料金はかからないようですが、受信と送信のトラフィックに料金がかかります。

料金
受信データ転送 ¥1.02/GB
送信データ転送 ¥1.02/GB

VNET-to-VNETに比べると安いですね。



まとめ

同リージョン同士の接続の場合にはVNETピアリングの方が料金が安いですし、遅延が少ないため良さそうです。
同リージョン同士の接続の場合はVNETピアリング、異なるリージョン同士の接続の場合はVNET-to-VNETで接続するという整理が良さそうです。