【Azure】Azure StackがGAしました!

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Microsoft Azure Stack is ready to order now

7月10日開催されたMicrosoft Inspire 2017でAzure StackがGAしました。

azure.microsoft.com

InspireではAzure Stack以外にも様々なアナウンスがあったのですが、今回はAzure Stackにフォーカスして記事を書きたいと思います。 Azure Stackに詳しくない方が見ても分かるように、技術要素少なめで書きたいと思います。

Azure Stack概要

Azure StackとはMicrosoftが出しているオンプレ環境で使えるクラウドになります。 いわゆるパブリッククラウドのAzureのオンプレ版という位置づけです。

Microsoftはクラウドを「Cloud is a model, not just a place」と言っております。 つまりクラウドというのはパブリックにあるからクラウドというわけではなく、サービス観点から技術を使いやすくしたモデルだからクラウドなんだと、そのように僕は解釈しています。

以下がAzure Stackのログイン後の画面です。 Azureと同じUIで同じサービスをAzure Stackで利用できます。

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Azure Stackログイン後画面

Azure Stack構成

Azure Stackはハイパーコンバージドな構成で利用することができます。 ハイパーコンバージドなので、リソースを追加する際に筐体を追加するだけというシンプルな運用をすることができます。

AzureはWebから直接購入したり、リセラーから購入することができましたが、Azure StackはDell EMC, HPE, Lenovoなどの予め決められた提供元から調達します。 サポートもこの提供元を通じて得ることができます。 オンプレ環境ではVMwareとハードウェアの購入元が違うので障害時に別々に問い合わせが必要で、また、ハイパーバイザー層の問題なのか、ハードウェアの問題なのか 分からないことがしばしばあります。 Azure Stackではハードウェアベンダに問い合わせを投げる格好になるので、それもなくなるでしょう。

Azure Stackを購入できるベンダは下記に紹介があります。

azure.microsoft.com

メリット

Azure Stackのメリットは様々ありそうです。 特に、今までOpen Stackを使っていた人は興味深いでしょう。

  • パブリッククラウドのAzureに慣れている利用者にとっては同じ画面で、同じサービス(数は少ないですが)はとても使いやすい。
  • AzureとAzure Stackは管理基盤に使われている技術が同じらしく、Azureと同様のコマンド郡を使える。ということは、Azureで動かしていたスクリプトを接続先を変えてAzure Stackにも使うことができそう。
  • 社内規制などから重要なデータの置き場所を明らかにする必要がある。重要なシステム以外はAzureだから、データの置き場所を気にする以外は気にしたくない。
  • 社内でサービスとして利用者に展開できるため、管理者のシステム管理稼働が少なくなる。

考えれば考えるほど様々なメリットがありそうです。ここはもう少しちゃんと整理したいです。

価格

ハードウェアベンダからハードやソフトを購入する費用と、Azureと同様仮想マシンなどを使用すると従量課金で費用がかかるようです。
ハードやソフトの価格はベンダ依存ですが、調べても情報が出ませんでした。
なお、従量課金部分の金額は下記Microsoftのドキュメントにまとまっています。

https://azure.microsoft.com/ja-jp/overview/azure-stack/how-to-buy/

せっかくなのでオンプレのAzureと価格を比較してみましょう。
比較しやすいBlobで比較してみます。

Azure Stack Azure(LRS-HOT)
1TB/月/GB ¥0.62 ¥2.04

Azure StackはハードウェアとAzure Stackの費用が別に必要なため単純な比較はできませんが、Azureのよく使われるLRS-HOTよりもさらに安い値段となっています。
ハードウェアとAzure Stackの費用がどれくらいなのか知りたいですね。。。

まとめ

今回はInspire2017で発表されたAzure Stackについて概要、構成、メリット、メリットについて簡単にまとめました。
Shipmentが始まるのが9月ということで、まだまだ情報が少ないAzure Stackですが、今後も注意深くウォッチすべきテクノロジーと感じます。

また、ニュースがあれば紹介します。では。