2/9にAzureでManaged DiskがGAしました。
これによりストレージアカウントを作成しなくても仮想マシンを作成することができ、かつストレージアカウントによる様々な制約から解放されるようになりました。
前回はドキュメントベースでManaged Diskとは何かを読み解きました。
今回は実際にAzureポータル上でManaged Diskを使用した仮想マシンを作成し、気になるところを確認していきます。
<目次>
仮想マシン作成
今までと変わらないところは割愛します。
今回のManaged DiskのGAに伴い、設定画面に「管理ディスク」という項目が追加されていました。
左が管理ディスクを使わない場合、右が管理ディスクを使う場合です。 右はストレージアカウントの項目がなくなっていることがわかると思います。
![]() |
![]() |
気になったこと
Managed Diskを使う場合、ストレージアカウントを作成しないので冗長性はどうなるの?
->ローカル冗長ストレージのみしか利用できないようです。ポータル上ではStandard_LRSとPremium_LRSの画面しかありませんでした。
MSのページにもLRSであることの記載があります。
[http://blog.hatena.ne.jp/hayato320/enjoymylife.hatenablog.com/edit?entry=10328749687215810082:title]ディスクのエクスポートは可能?
->可能でした。一時的にダウンロード用のURLを作成してエクスポートできるようになります。ただし、仮想マシンに割り当て中の場合は、URLを作成できませんでした。
また、仮想マシンにアタッチしているOSディスクの場合はデタッチできないため、エクスポートできなさそうです。- バックアップはできる?
->仮想マシンのビューからバックアップできました。ポータル上ではディスク単位のバックアップの画面はありませんでした。
まとめ
今回はManaged Diskの基本的な操作を試してみました。
使い方はとても単純で難しいところはありませんでした。
今後は仮想マシン用途ではManaged Diskがメインになっていくでしょうね。
今後の事例やアナウンスは注意深くウォッチしていきたいです。