03_Python

【Python】変数の種類と四則演算の基本的なやり方

前回は、Pythonのプログラムではじめて「Hello, World」を出力し、どのようにプログラムを実行するかを紹介しました。
Pythonはインタプリタ型の言語なので、事前にコンパイルが必要なく実行できることを説明しました。

今回は、変数と四則演算について、対話的にPythonを実行しながら説明します。

対話的実行のやり方はこちらの記事を参考にしてください。

【Python】Hello, Worldを出力しよう前回はPython環境を整える方法を紹介しました。 https://www.enjoymylife.xyz/python-environ...

Pythonを学ぶ上で変数というのは基礎であり、とても重要です。
それでは、早速説明していきましょう。

数値

Pythonでは aという数値の変数を、以下のように定義することができます。

>>> a = 10

前回の記事で紹介したprint関数を使うと、変数aの中身を見ることができます。

>>> a = 10
>>> print(a)
10

その他、小数も同じように定義することができます。

>>> a = 10.1
>>> print(a)
10.1

注意が必要なのは、= (イコール)は算数や数学で習った等しいという意味ではなく、代入するという意味です。

なので、例えば、

>>> a = 10
>>> a = a - 3
>>> print(a)
7

とすると、aから3を引くという意味になります。マイナス「-」は引き算するという意味です。 a = a -3という書き方に違和感を覚えるかもしれませんが、右辺のaには10が入っており、左辺のaには10 - 3の結果(7)が代入されます。

この「=」がイコールではなく代入になるのはPythonだけでなく、他のプログラム言語も同じです。慣れましょう。

さて、ここで四則演算をPythonでどのように行うかを紹介します。

足し算

プラス「+」記号を使います。

>>> a = 30
>>> a = a + 3
>>> print(a)
33

以下ようにすることもできます。上の式と同じ意味です。

>>> a = 30
>>> a += 3
>>> print(a)
33

引き算

マイナス「-」記号を使います。(少し前に紹介したとおりですが)

>>> a = 30
>>> a = a - 3
>>> print(a)
27

以下ようにすることもできます。上の式と同じ意味です。

>>> a = 30
>>> a -= 3
>>> print(a)
27

掛け算

アスタリスク「*」記号を使います。

>>> a = 30
>>> a = a * 3
>>> print(a)
90

以下ようにすることもできます。もうお分かりですね。

>>> a = 30
>>> a *= 3
>>> print(a)
90

割り算

スラッシュ「/」記号を使います。

>>> a = 30
>>> a = a/ 3
>>> print(a)
10

くどいですが、以下ようにすることもできます。

>>> a = 30
>>> a /= 3
>>> print(a)
10

割り切れない場合には、小数になります。

>>> a = 11
>>> a /= 2
>>> print(a)
5.5

小数部分を切り捨てて、計算結果を整数にしたい場合は「//」を使います。

>>> a = 11
>>> a = a // 2
>>> print(a)
5

もちろん、以下ようにもできます。

>>> a = 11
>>> a //= 2
>>> print(a)
5

割り算結果の余りのみ欲しい場合には「%」を使います。

>>> a = 11
>>> a = a % 2
>>> print(a)
1

以下のようにすることもできます。

>>> a = 11
>>> a %= 2
>>> print(a)
1

文字列

Pythonでは 文字列変数aを、次のように「シングルクォーテーション」、もしくは「ダブルクオーテーション」で囲って定義することができます。

>>> a = "Hello, World"
>>> print(a)
Hello, World

ダブルクオーテーションの場合は下記になります。

>>> a = 'Hello, World'
>>> print(a)
Hello, World

Pythonではシングルクォーテーションもダブルクオーテーションも同じように扱われますが、2つある理由としては、シングルクォーテーションやダブルクオーテーション自体を文字列として扱いやすくするためです。

>>> a = '"Hello, World"'
>>> print(a)
"Hello, World"

プラス「+」を使って2つの文字列を連結することもできます。

>>> a = 'Hello'
>>> b = ' , '
>>> c = 'World'
>>> print(a + b + c)
Hello, World

また、3つシングルクォーテーションや3つダブルクオーテーションを使うことで、複数行にまたがる記載をすることができます。

>>> a = '''Hello
,
World'''
>>> print(a)
Hello
,
World

True or False

Boolean(ブーリャンと読む)は、何かを条件を満たしているか判定する場合によく使います。
プログラムの中では、条件分岐に従って書かれたことを実行するだけですから、Booleanの概念を理解するのはとても重要です。
はじめは、「何言っているの?」となるかもしれませんが、学習を進めていく内に理解できるようになります。

>>> a = True
>>> print(a)
True
>>> a = False
>>> print(a)
False

type関数

Pythonには変数の型を判別するtypeという関数が存在します。

いままで紹介した数値や変数を見てみましょう。

>>> type(10)
<type 'int'>
>>> type(10)
<type 'int'>
>>> type(10.1)
<type 'float'>
>>> type('Hello, world')
<type 'str'>

整数「10」はintという型で、小数「10.1」はfloat、「Hello, world」はstrという型ということが分かります。
四則演算だけでなく、型によって扱える関数が異なるため、型には注意しましょう。

「この段階では、そのような型があるんだな。」と思っていただければ問題ありませんが、学習を進めるに連れて、注意が必要になってきます。

type関数を使って、自分が何の型を使っているか把握しておきましょう。

終わり

今Pythonで変数を扱うにはどのようにすれば良いか、四則演算をするにはどうすればよいかを紹介しました。
また、intやfloat、strなどの型があることを紹介しました。

特に文字列を扱うstr型は便利な関数がたくさん用意されており、それらの関数は、文字列になにかしらの処理をするのに重要に関数ばかりです。
str型の関数の種類、使い方は改めて別の機会に紹介します。